今回はJR西日本の秋ダイヤ改正についてご紹介いたします。
JR西日本は新型コロナウイルスの影響で2021年3月決算が2332億円の赤字となりました。
これに伴いJR西日本は15年ぶりに秋のダイヤ改正を行い、在来線を大幅減便するとしています。
Twitterでも予想されている方が多いのですが、私は岡山エリアの減便を予想していきます。
まず、わかっている事は関西を除く、西日本各エリアで約70本が減便されます。
この内岡山エリアでは山陽線、瀬戸大橋線、伯備線などが対象と発表されています。
また、報道では利用率20%以下の便を中心に減便を計画しているそうです。
5月19日に発表された岡山エリアの乗車率は以下となります。
【出典:JR西日本列車の混雑状況】
平日
土日
0〜25%青色
25〜50%薄い緑
50〜75%濃い緑
75〜100%黄色
100〜125%オレンジ
これを見る限り平日の昼間と土日の減便となるのではないでしょうか。
ちなみにこの表を見ると乗車率は低く見えますが、あくまでも長い区間の平均乗車率となります。
岡山駅などの主要駅に近くなればなる程乗車率は上がるので、区間が25〜50%でも岡山駅に到着する頃には乗車率100%近い事もあります。
山陽本線は平日の昼間しか青色が無く、これ以外を減らすと混乱が予想されます。
さらに瀬戸大橋線の岡山駅〜茶屋町間は岡山市中心部への通勤需要がほとんどです。
この中でも普通列車は特に混雑率が高いので、平日の減便は厳しいかもしれません。
結論としては
平日であれば昼間の福山駅〜糸崎駅と岡山駅〜三石駅、岡山駅〜茶屋町駅の減便になるのではないかと感じました。
土日はほとんど青色なので、どこが削られてもおかしくない状況です。
JR西日本の秋ダイヤは7月には判明するそうなので、判明次第お知らせしたいと思います。