今回は天満屋岡山本店の大型投資計画と天満屋八丁堀ビル再開発計画についてご紹介いたします。
天満屋の斎藤新社長は山陽新聞の取材に対して天満屋岡山本店の大型投資計画と広島市にある天満屋八丁堀ビル再開発について答えています。
まず、天満屋八丁堀ビルは広島市中心部の一等地にあり、地域に役立てる将来像を検討しているが、具体的な再開発の時期などは未定としている。
天満屋八丁堀ビルについて独自調査したところ、敷地面積は約4000m2で容積率は900%、周辺の公示地価から100~140億円程度と見られます。公示地価ベースなので、取引相場はもっと高いと予想出来ます。
4000m2×900%=36000m2
もしもマンションなら40000m2、400戸程度と予想出来ますが、マンションにして売却する場合、最低でも300~350億円の再開発にしなければ採算性が厳しそうです。(容積率緩和の可能性あり)
また、売却せず建て替えて天満屋が賃貸する形で商業施設・ホテル・オフィスを経営する可能性もありそうです。
最近の傾向から長谷工が関わる可能性が高いのではと考えています。
天満屋岡山本店の大型投資については天満屋八丁堀ビルの次になる予定でまだ白紙としています。
この大型投資は単なるリニューアルではなくて耐震工事や建て替えなどの内容を示唆していると思われます。
天満屋は2029年に創業200年を迎える為、もしかするとこのタイミングで何かしらの発表があるのかもしれません。