今回は岡山市中心部のマンション維持費についてご紹介いたします。
岡山市内ではマンション建設ラッシュでしばしば話題に上がるマンション維持費問題。
実は岡山市中心部のマンションは維持費が安くなるケースもあります。
実際の管理費などを元にシュミレーションしてきます。
管理費:1万2000円
修繕積み立て金:7000円
駐車場:1万3000円(1台想定)
インターネット料金:1200円
合計33200円
管理費や駐車場代は戸建てでは発生しないので、マンションの方が高いです。
修繕積立金は外壁や共用設備の維持・管理などを目的にしているお金ですが、戸建てでも外壁の塗り直し・コーキングなどで同じぐらいお金はかかります。
インターネット料金は戸建よりも4000円程安いと思います。(速度を求める方は別に契約する必要があるかもしれません)
戸建てと比較して月額2万1000円程高いです。
しかし、岡山市中心部なら車2台から1台に出来る利便性はあると思います。
もちろん環境にもよりますが、岡山市郊外であれば夫と妻で車2台は必要だと思います。
岡山市中心部では駐車場が無いので、ほとんどの方は1台だと思います。(2台目が必要な方はマンション敷地内に駐車場がないと思うので、周辺の駐車場を探して契約する事になりますが、マンションからの距離やそもそも契約できる月極駐車場が無いなどハードルはとても高いでしょう)
つまり、岡山市中心部のマンションで車1台生活出来るなら1台分の維持費がなくなります。
軽四を1台無くす事が出来れば月額約3万9000円の維持費がなくなります。普通車であれば約6万2000円です。
先ほどの話に戻すと3万9000円−2万1000円=1万8000円もマンションの方が安くなります。
ちなみに月々のローンを1万8000円安くしようとすると700万円程住宅ローン借入額を下げる事になります。
あくまでも車を1台に出来る環境の人ならとなってしまいますが、もしも1台に出来るなら金銭面ではかなり豊かになるでしょう。
また、以前も説明した通り、岡山市内で注文住宅を建てる場合、4500〜5000万円は見ておいた方がいいです。
しかし、マンションなら4000〜4500万円で購入する事が可能。立地や利便性など比べ物にならないでしょう。
資産価値から見ても岡山市中心部のマンションは強く、ニュースでも報道されていましたが、築10年のマンションが購入時よりも高いケースも
また、岡山市中心部なら築年数がたったとしても利便性が良いので、リノベーション需要などである程度の資産価値は残ります。当然ですが、資産価値がある以上、マンションの維持・管理はしっかり行われます。
メディアでは人口減少で将来的に土地が安くなるなど書かれていますが、安くなるかわからない土地を何十年待つ間の賃料を考えたら素直に今買った方がお得です。
もっと言えば岡山市中心部から半径5km圏内ぐらいではほとんど人口増加傾向にあります。
人口が減少するから土地が安くなるのであれば人口が増えている利便性の高いエリアは値段が上がる事になります。
値段が下がるのは今も人口減少していて、利便性が悪いエリアです。
立地を気にされない方なら待つ選択肢もあると思いますが、正直立地を気にしないなら住民税が高い岡山市を選ぶ必要はないと思います。
個人的な意見となりますが、必ずしもマンションの維持費が高いとは言えず、条件が揃えばマンションの方が維持費を抑えられると言えるでしょう。