再開発が失敗する原因とは?過去の事例から徹底調査!

昨今、三大都市圏を中心に日本全国で再開発が進んでいます。

しかし、残念ながら成功する再開発ばかりではありません。

今回は過去の事例を元に失敗しやすい再開発についてまとめてみました。

①県や市が中心となって、再開発を行っている。

県や市が中心となっている再開発は、需要・採算性の予想が甘く予想を大幅に下回る場合が多い。

②商業施設を第三セクターが運営している。

第三セクターとは国や地方自治体と民間企業の共同出資で設立される事業体。商業施設運営のノウハウがなく、人気が高いテナントを誘致出来ない。第三セクターが運営する商業施設は赤字の場合が多い。

③郊外に大型の商業施設が乱立している。

たとえ再開発を行なったとしても、郊外モールが大規模リニューアルや増床で対抗する可能性が高い。また、郊外モールよりも魅力的な商業施設を作れなければ、都心回帰は不可能。

④厳しい景観保護

景観保護がある場合、土地の高度利用が難しく採算性が悪くなる。

逆に成功しやすい再開発は

民間企業が単独で再開発を行い、行政が郊外へのモール建設を抑制している都市。

特に地方で行政の支援(容積率緩和・助成金)を受けずに民間企業が単独で再開発を行なっている都市は需要が高いと思われる。

岡山市でいえば、杜の街づくりPJ、ビブレ跡地再開発、遊プラザ跡地再開発などが民間企業主体で行政の支援を受けていない再開発となる。

全国的に再開発の新規計画は落ち着きつつあるが、岡山市では2020年以降も新規計画が相次ぐと思われます。

 
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